街中でできる英語ボランティア Goodwill guide.

いつもブログを読んでくださりありがとうございます。ここのところ援農ボランティアばかりですが、本当は英語のボランティアにとても興味があります。地域の英語ボランティアの団体に登録しているので案件があれば登録者に一斉に案内が入ります。でもここのところほとんど英語ボランティアの案件が出ていません。なんだかなあ、、、と思っていました。

ところで、小さな日本人の男の子が外国人観光客さんを相手にボランティアでご近所の観光地を英語案内しているのをテレビで見たことはありますか?歴史など詳しくて丁寧に案内していて、すごいなと思いました。通訳ガイドの試験を受けさせたら受かりそうな具合の名物の男の子です。私にはそんなことできないし、きっとほとんどの日本人の方も私と同じではないかと思います。

誰にとっても、もっと身近な通勤環境で、多くのインバウンドさんたちを見かけると思います。たとえ困ってそうでも自分たちで携帯で調べたりして何とかやっているようにも見えるし、こちらも急いで通勤移動しているケースが多くて、わざわざ足をとめて人助けしようなんて余裕もなく、通り過ぎることが多いと思います。

ところが、今回はバス停で私がバスを待っていた時に困っていそうな家族連れの外国人の方を見つけたので、勇気を出して声をかけることができました。このバスは私自身もあまり慣れ親しんで使っている経路ではなく、時々仕事で利用するだけのバス路線です。行き先を示すバスの番号が同じでも、別のルートで、別の方向に向かう、わかりづらい2種類の路線になっています。その2台がちょうど同じくらいのタイミングで来て前後に並びました。日本人の私でさえ何度も迷ってネットで確認したりバス停の表示を見たり運転手さんに確認したことがあるくらいで、まして外国人の方には理解は難しいだろうと思ったのです。それが今回の声かけのきっかけです。

「バスの番号はおなじだけど、前のバスは○×行きですよ。後ろのバスは△○行きですよ。」その程度の英語でしたら問題なく話せました。外国人の方が少し困ったように言いました。「自分たちの行きたいところは⭐︎⭐︎なんだけど?!」私自身、その路線のことに全然詳しくなかったので「運転手さんに聞いてみてください!」と伝えました。そして運転手さんに確認したところ⭐︎⭐︎に行けるバスだったらしく、家族連れのグループは、そのバスに乗って行きました。一番最後にバスに乗ったお父さんが「Thank you!」と言ってくれました。

こんな小さなことでも、よし、やったぞ!ひとつ経験が積めたぞ!と思いました。もし自分自身が知らない土地に行ったとして、困った時に誰からも助けてもらえずに途方に暮れてしまうのと、助けてもらえた経験とでは、その土地の印象が大きく変わるよなぁ、と思います。ちょっとでも気持ちよく過ごせてもらえたらいいなと思って、今回勇気が出せてよかったと思います。また機会があればチャレンジしてみたいと思います!