能登半島地震から半年以上経ちました。東北大震災のボランティア経験者としては、能登半島にも行きたいのですが、まだ行かれていないです。震災後すぐに行きたくても行かれなかったのは残念です。あのときは現地に来ないでくださいアピールがすごかったですよね。現地の事情もあるので、やむを得なかったと思います。なんといっても、金沢エリアから能登半島の被災地まで、あまりにも距離がある、そして震災後の道路事情もたいへんだったと思います。必要の食べ物や物資の輸送も難しい状況だったので、そこにボランティアが出入りしたら、とてもたいへんだったのだと思います。
その後、ボランティア向けのテントができ、被災地近くで寝泊まりできるようになりました。古民家などをボランティア向けに使えるようにした宿泊場所もできました。日本航空学園の能登空港キャンパスの寮もボランティア向けに提供されています。宿泊場所の事情もあって、宿泊できる人数が決まっています。そのため人数制限をしながらボランティア募集が続いています。宿泊可能だとしても、寝袋持参が必須だったり、風呂の利用は長期滞在の人が中心という場所もあります。おそらく正義感の強いボランティアのみなさんは、なんとか助けに行きたい!テントでも泊まれるだけでありがたい、風呂に入れなくても死ぬわけじゃない、それよりとにかく助けに行きたい!という強い気持ちをお持ちで現地入りされていると思います。私は無理をせず、できる範囲がんばろう派です。自分の住まいから現地に行くまで、かなりの距離があります。移動だけで疲れてしまいます。平日の仕事の疲れもあります。そのため、ホテルに宿泊してしっかり睡眠を取ってからボランティアに入りたいです。またボランティア後も帰宅までに長距離になります。そこでまた疲れていしまいます。体力が十分ある方には問題ではないかもしれませんが、体力がない私には体力温存も大事なことになります。能登方面の宿に関しては復旧済み、営業開始済みの宿もありますが、まだまだ数は多くありません。金沢エリアなどは無事だった宿が多いかもしれませんが、政府の旅行支援もあって、安く旅行に行くチャンスのある人、クーポンが取得できた人たちが大勢宿の予約をしており、私のようなボランティアが泊まりたくても空きがなく予約が取れません。旅行支援のクーポンを取得できなかった、安く行くチャンスのない私は、宿の空きが残っていても高級宿に泊まることはできません。そしてインバウンドの関係もあって宿泊が高くなっている宿も多いです。連泊も難しくなります。このあたりは、政府の方にも、もう少し考えていただきたいです。ボランティアの方を優先に旅行支援の補助を受けられるようにしてほしかったです。ボランティア向けのテントは、泊まれるだけありがたいことには間違いありません。でもテントを利用するボランティア全員が、好んでテント宿泊を選んでいるとは思えません。ボランティアをするために仕方なくテントに宿泊する方も多いと思います。たとえ一人一つのテントを割り当てていただいたとしても音が響く体育館での宿泊だとしたら、いびきもひどくて寝られないとか、集団生活で疲れた体を休められないなど、たいへんだと思います。古民家の宿泊所も大勢で過ごすことが好きな人には楽しいかもしれませんが、静かにプライベートに過ごしたい人には向かないかもしれません。移動に関しては、バス移動が一番安く行かれそうです。でも情報収集しているうちに夏休み期間に突入してきて、バスも安価のときの3倍くらいします。最終手段は、どんなに体が疲れていても自力で車を運転すること。車移動を選択肢に入れなければいけないかもしれません。人助けをするような人は、お金や時間にゆとりのある人なのだと勘違いされることがよくあるのですが、私はまったく裕福でもないし、暇人でもありません。なので、何でもかんでもボランティアが自己負担しなければいけないのはつらいです。正直なところ、労力は無償でいいので、移動や居住は無料で提供していただけるとありがたいです。まあそれがテントだったり、高速道路無料だったりがあるわけですが。これまで情報収集をしてきたおかげで、行きたいボランティア団体は決めることができました。さあ、あとは、仕事の休みを調整して行くのみ。本気で計画します!石川県能登半島地震。ボランティアに行きたい。でもまだ行かれていない! The 2024 Noto Peninsula Earthquake, Ishikawa; Want go for volunteering, but have not yet made it.
- 2024-07-19
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