スキー指導ボランティア Teaching downhill skiing as a volunteer.

スキー指導のボランティアは久しぶりです。普段はまったくスキーが初めての小中高生などを相手に指導しているのですが、今回はまったくスキーが初めての成人男性を相手に指導することになりました。大人の方を指導するのって難しいなあ、という感想でした。というのも、こどもを指導する時は、見せるのが半分以上、言葉で教えるのが半分以下の割合のように思いますが、大人を指導する場合は、逆になり、見せるのが半分以下、言葉で教えるのが半分以上の割合が必要な気がします。「こうやって、ああやって」「こうだよ、ああだよ」「こうやってごらん」と言って見せていたものが、大人の方を相手にした場合、細かく言語化して、どの部分をどのように動かすのか、言葉で説明が求められると思います。

昔、私が水泳教室に生徒として通っていたときの先生のことを思い出しました。初心者クラスの、とても丁寧な指導の先生から、新しい別の先生が担当になりました。先生なので、もちろん上手に泳いで見せてくれます。でもどんなに上手な泳ぎを見せるのが上手だったとしても、どのようにやっていいのか、どうやったら先生のようにできるのか、その先生は、教えることはまったく上手ではなかったのです。わからないので、こちらが質問するのですが、先生は言葉での説明がうまくできない方で、私はどうしたらいいのか、わからないままイライラしてしまい、結局続けるのをやめてしまいました。

また、昔、あるとき私が生徒としてスキー教室の中級クラスに入って習った時、言葉がほとんどない先生もいらっしゃって、上手に滑るところを見せるだけでした。もっと上手になりたいと思っていた私としては、ここを直した方がいいなど、細かいアドバイスがほしかったわけです。こちらからたずねてもこれといって説明がなく「いいです!その調子で!」程度の言葉しかなかったのを覚えています。それもまたイライラする原因となりました。また別の日にスキー教室に生徒として入ると、別の先生が担当してくださり、その先生は言葉による的確な説明もあり、そしてスキーがもっと好きになるような楽しい指導をしてくださいました。

私自身、こどもを教える時は楽しく滑ってもらうことを心がけてきました。こどもたちも、最初は怖がっていたのが、帰る頃には目がキラキラ輝いていて、もっとスキーをやりたい!という表情をしてくれます。その様子を見て、いつも、とてもうれしく思います。大人の方を指導することが少なかったので、これからも経験を積んでいきたいと思いました。特に、言葉できちんと表現できるようにしていきたいと思いました。